海外のカードローンの状況

海外でのカードローンを幾つかご紹介します。まずは韓国のカードローンです。韓国のカードローンはほぼ日本と同様のシステムですが、金利が49%とかなり高額です。日本より金利が優れているので日系消費者金融が進出をしており、日系企業がシェアの半分を占めていると言われています。アメリカにはカードローンはありませんが、無担保で庶民が借りる手段としてペイデイローンがあります。これは小額な融資を専門として短期の融資を行うシステムです。アメリカは州によって法律が違いますので違法となる場合もあるのですが、景気悪化から最近ではかなり業績を伸ばしているようです。

アメリカでは給料が2週間毎に支払われるので、最長でも2種間の融資となっており融資額は200から300ドルと小額なのも特徴です。

脱法行為として利用不可能な商品券を購入させて実質年利が数百%になるペイデイローンもあるようです。イギリスでは古くから庶民の為の消費者金融があり利用されてきました、合法的に数百%の金利で営業されておりかなりの高金利な融資システムです。政府が規制を検討しましたが国民の強い反発にあい、現在でも合法的に営業をしているようです。

海外のカードローンやそれに類するような消費者金融は、概ね日本より高い金利を適用して営業しています。これには回収不能になる例が日本よりはるかに多い事も原因となっているようです。日本の金利で海外での営業は直ぐに破綻してしまうのかもしれません。

多重債務者問題が法律を変えた

多重債務問題は消費者金融が出来た頃から存在していました。以前はサラ金地獄とも言われましたし、クレジットカードの使い過ぎと合わせてカード破産等とも言われました。大抵の多重債務者が消費者金融以外の債務も持っている事が多く、問題を複雑にしていたのです。

多重債務に陥る典型的な例をご紹介します。まず、最初はどうしようもない資金不足で利用します。最初の借入は10万円程度ですが、昔は最初の契約で50万円の枠が取れる事が多かったので、返済をしながら徐々にまた借り入れてしまい債務が膨らみます。しかし、延滞も遅延もないので消費者金融は優良な客として融資枠の拡大を提案してきます。50万円の枠から100万円の枠にしてくれると言われると、大抵の人が応じてしまうのです。

そのうち毎月の返済が苦しくなって来て、自己資金での返済をせずカードローンで借りて返済をするようになります。直ぐに100万円の枠が一杯になってしまうので他の消費者金融と契約してこれを繰り返すようになってしまうのです。後は雪だるま式に債務が増えていき契約出来る消費者金融が無くなると問題が表面化するのです。完全に支払い能力を超えていますので債務整理をしてブラックリストに載るしか解決方法が無くなるのです。こうした問題が長年指摘されていましたが、なかなか法改正には結び付きませんでした。

しかし、政府もこの問題の深刻さに気付きやっと法改正に至ったのです。現在では法改正によって消費者金融の多重債務者は減りましたが、無くなった訳ではありません。自己管理をせずに安易な借入を繰り返せば同じ事は誰の身にも起きる可能性があるのです。